前々回・・・
断捨離 で モノの多さを語るのに
(これまで いろんなものが自分の中でブームになってきました)
・・・・・・・・・・と書いた事について少しお話したいと思います。
何かを収集されている方は みなさん長年やっていらっしゃる がほとんどですよね。
私の場合は恥ずかしながら
持続力がないせいでか?
気まぐれなせいで、、か?
興味の対象が その時々で変わって来ました。。 変遷の
マイ・ブーム
そして困った事に
興味がある事以外には無関心という傾向もありました
現在はオシャレは
かなり楽しんでいますが これは40代になってからの事で
若かった頃からずっと
服に一切の興味がなかった時期が結構長かったです。
外面を飾るのは
愚の骨頂と思っていた時期があります。ははは、、若かったのね。
興味が集中した
服の時期や
インテリアの時期
欲張りな私は・・・・・・・・・・・・・
服装に関しても いろんな自分になりたくて
多種多様なタイプの服、、etc...話し出すと長くなってしまいます。
部屋に関しても さまざまなタイプに模様替え~、、
その話も とにかく大変で、、長い話になりますからまたの機会にする事にして
今日は
食器に夢中になっていた時期・・・・
それに関しての私のある思い出をちょっとお話しさせてください。
........................................ この話 思いがけずに長くなってしまいました。
個人的な感慨だけがいっぱいのそんな分で ごめんなさい。
学生時代は おしゃれよりも
インテリアや食器でした~
(買えなくても) 輸入食器のお店で眺めて周る事が好きでした。
ただ見ているだけで楽しかったのですが、、、、、
ある時・・・・・・・・・・・・・・・どうしても欲しい!と思った分に出逢いました。。
目が吸い寄せられて、、釘づけ!
白地の中央に細い線で描かれた繊細な薔薇の花
そして白地で次に円周に7~8重に今度は小さく描かれた双葉・三葉・小さい葉っぱ
とても小さな模様が 皿の淵4分の3に細い線一色で描かれていて
紺 で描かれた皿 と 赤味がかったエンジ で描かれた皿との2色ありました。
コーヒーカップやスープ皿も同じ様式でした。
エンジの線の分と 紺の線の分 それぞれ1人分ずつ計2セットを・・
コーヒーカップ。。スープ皿。。大皿。。中皿。。、、、
・・・・・・・・・・・
薔薇・・と言えば甘い分を想像されると思いますが
これは全然甘くなくて、、
薔薇なのにとてもシンプルな雰囲気でスキッ!としていました。
アルバイト代をセッセと貯めて ・・・揃えていく事が楽しみでした~
周りの友達が・・服やアクセサリーを買っていても
ファッションには全然興味がありませんでした。。
一度には買えないので、、ホントに 1つずつ、、、、
それがとても嬉しくて、、セッセと巣作りをしていました~♪ 恋人もいないのにねぇ
その食器・・・・・・・・・
ずっと私と一緒だったのに、、いつしか1つ欠け2つ欠けして、、、、、、
買い足そうとして、、お店に行った事はあったのですが
その時初めて
その型だけが
廃盤になっている事を知りました。。
その事実は・・・残念ではありましたが 手元にはまだいくつか残っていたという事もあって
それはそれほどの衝撃でもなく
「う~~ん。。残念だわ」位の気持ちでした。
30年以上も家にあると、、当たり前の皿になっていたのですよね。
それが日常で気にも留めずでした。
コーヒーカップの方が欠けて受け皿だけが残った分は
うちのタンタンにちょっとおやつを食べさせる時に使う皿にしてもいました~♪
全~部無くなってしまった時は 「あぁ~あ・・」 とは思いましたが
あの頃は、、、仕事も忙しく 我が家の子供達も進学等の時期でもあり
他に懸案事項をいっぱい抱えていましたから、、そのまま月日は流れました。
そんな私が・・・・・・・・・・やっと 一息ついた時
胸騒ぎがするように、、あの食器の事が気になり始めたのです。
現在は・・・・・それなりに好きな食器はありますが
あんなに好きになった食器はなかったなぁ~、、.....と
もう歳だからでしょうねぇ
無性に気になり出したのです。
「私の生活とずっと一緒だった・・いつもあって当然のモノだった」
.................................. そんな存在だったんだと改めて思いました。。。
タンタンがぺろぺろして、、
生活の視線の中にいつもあったから殊更なものではありませんでした。。
視線の中から消えて、、しば~らくしてでした。。
あ~~、、あれ、、あれ・・がない。。・・と思ったのです。
そして ある事実にも愕然としました。
こんなに好きだったのに、、
メーカー名 知らなかったのです
ずぅ~と一緒だった食器のメーカーも知らなかった事が、、妙に後味悪かったです。。。。
早速メーカー名知るために輸入食器の店行きました。
ところが・・・・・・・・・・・・このお店10年位前までは
その頃は「こんなの」って言えば・・まだ解る店員さんがいましたから
メーカーがどこ?は・・ホントに気にしなくて済んだのです。必要なかったのです。
「あの分」と呼んで通用。。だから廃盤の情報も解ったのですが。。
今回は・・(製造中止から長いからか?)「あれは?」と言っても解りませんでした
どんなに詳しく説明しても、、
店員さんは「。。。。。???」...... やっと焦る焦る。もう古い方はいらっしゃらない。。
そもそも、、好きになったのが学生時代だから
気持ちも純粋(?)で 別に・・
メーカー何なのだろう?とは思いませんでした。
好き!だけが大事だったから メーカーに拘らなかったので、、どこの分だったのか、、??
最後に残った分・・・コーヒーカップの受皿だけはあったのに、、、
何故ひっくり返さなかったのか?、、が悔やまれて悔やまれて
その後は私・・
メーカー名を気にして購入する人間になっていたのに
ちょっとひっくり返したら書いてある文字を読みもしなかったのです
解らないとなると、、ますます知りたくなって
あれはどこのメーカーだったんだろう? と ず~っと思っていました。。。
それを
偶然3年前
当時知り合ったばかりの友人の家で見つけました。驚きました。。
胸が一杯になりました~懐かしさで一杯になりました。。。
家族の一人に久~し振りに会ったような気持ちになりました。
英国のJohnson Brothersという古い会社が作ったものでした。
彼女がいろいろ調べてくれました。
調べてみましたが、1968年にウェッジウッドの傘下に吸収されていました。
それでもう今はないんでしょうね。
ウェッジウッドも経営破たんしてしまったようですからこの先どうなるのか。
あのお皿、母が集めていて小さいお皿だけ何枚かもらったんですけど割れてしまって
いまでは2枚しか残ってなくて。
kimanbaさんと同じく とっても気にいってるので
いろいろ探したんですけど見つからなかったです。
世界最大と呼ばれるアメリカのReplacements Ltd.という
セットの一枚がかけたら取り寄せてもらえるところも問い合わせしたのですが、もうなかったです・・
あとはオークションでしょうか。。
何枚か出ていたようですが、即買い手がつくんですね。
1980年代の後半にはもう製造中止になっていたと思います。
私がセッセセッセと購入していた頃は、、、、
もうとっくにウェッジウッド社になっていた事に驚きました。。
だから、、あんなに素敵なデサインだったのに製造中止になったのだろうなぁとも思いました。
私は・・・・・・・・・・・・・・・
雰囲気が違うから
、『ウェッジウッド』は調べませんでした。
バラの花を手がかりに・・バラを得意にするメーカーばかりをネットで調べていました。。
やっと判明した
英国のJohnson Brothers社
懐かしさでネットで情報を求めてさ迷いました。
この会社が製造した他の皿に対面して 私はまた 別の
大きな感慨に浸っていました。
薔薇とは違う別の模様の皿・・・・・
それは
幽玄な風景画のようなそんな皿だったのですが
それは
私が小学生の頃....................
我が家で使っていた大皿ととてもよく似ていました。
色も線の雰囲気も絵柄も。。全体の雰囲気はまさにそれでした。
カレーとかオムライスとかを食べていた大皿・・・・
母がもういませんし その皿ももうありませんから
それが
Johnson Brothersの分であったかは確かめようもありませんが
子供の頃のあの皿が私の記憶に刷り込まれていたのだなぁ、、と そう思えてなりませんでした。
それで同じメーカーの分に魅き寄せられたのだろうなぁ、、と
・・・・・・
振り絞るような懐かしさ、、と言うのでしょうか?
幼い頃の我が家の食卓を想い出しながら不思議な気持ちになっていました。。。