幸せの観点から考えたら
小さな幸せを幸せと______ 心から喜べるそんな分が幸せに決まっています。
そんな事は重々解っていても
さまざまな屈託で苦しい選択をせざるを得ない人達
苦い思いでドツボにはまるしかないその悲しみも見て来ました。
今回のセンター試験は
数ⅠAが終わった時点で泣き伏す生徒が結構いたそうです・・塾生の目撃談です。
波乱の幕開けになりました。
この時期・・・・
大学選びを巡ってのさまざまなドラマがあります。
受験生とその家族との辛い時期です。
(塾の1期生の子供も今年が我塾からの受験生です。
センター後早速お母さんである卒塾生からのメール相談でした)
最近の私はそんな日々ですから 今日は受験にまつわる話を少し。。
(塾は公立校を対象にしていた時期もありますが
現在は進学校を対象にしていますから今日はその観点からだけの話に限定します)
結果
何だか感じの悪い話ばかりになってしまいそうですが
これも精一杯苦しんでいる受験生の姿ではあります。それぞれの立場でのそれぞれの悲しみ、、。
贅沢だ!とは言われても だからこそより一層の苦難を伴うやっぱり精一杯の苦しみではあります。
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一般の受験生ならば
合格したら一族郎党大喜びして
「でかした~!」になる
かなりの難関大であっても、、
トップ進学校の生徒の可哀想な点は・・・・・・・・・・・・
その大学を選択する事自体を躊躇する。
「ここへは..行きたくない」 そういう意識が働く事です。
あるレベル以上の学校でなければ
(進学校のそのラインは眩暈がしそうな位高い!)
進学する事を恥ずかしいと思う雰囲気そういう空気が存在する学校はあります。
「ここの生徒なのだから」 という意識の制約が 自分に高いハードルを設定してしまう事による苦しみ
これは 一部のお母さんも一緒です。
「あの学校に行かせたのだから、、、」
実際に
「小学校からあんな苦しい思いをして、、高い授業料も払ってきたのに。。」と仰った方も。
気持ちは痛い程解ります。
そのために、、
志望校を下げる事ができずに大きなまわり道 時には迷走をしてしまう、、、例。。。
ただこの意識はデメリットでもありメリットでもありではあります
「僕は、、、○○に行きたいです」
その生徒のその時の実力では夢のまた夢の志望校
ところが、、、、、、
進学校というのは みんなが行くから行ける!と思ってしまう
つまり
そもそも出発点で大胆な志望校を平気で設定するそんな雰囲気の中
素直な彼はしっかり染まって
我が身を誤解したまま(?)知らぬうちに合格してしまった~!そんな幸運な例
進学校だったが故に.........潰されてしまった人間
進学校だったが故に.........絶対合格できなかったであろう大学へヒョイと合格してしまった人間
、、、、、、、、、、、もう1つ こんな事もありました。。
浪人した女生徒が センター試験で現役時代よりも大幅に点数が取れなかった悲劇がありました。
その彼女が各大学のボーダーと照合して学校選びをしていた時に言った言葉です・・・
「今回確実な線で願書を出すとしたらこの学校です。
でも この学校ならば去年現役で合格できました。
浪人したのに今年この学校を受験する。。どうしても抵抗があります。。
同級生が現役で多数進学した大学、、彼女達が先輩になる環境には行きたくない。」
この気持ち
それは不遜な考え方だ なんて事は充分解った上で
在学中は自分より成績が下だった人が多数在籍する場所へ浪人して進学しなければならない事への屈辱。。
結果・・・
非常に優秀だった彼女はどうしても確実な選択をする事ができず
浪人までしたのだからの呪縛からも逃れる事ができず
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迷走する事になってしまいました。
年によっていろいろ
生徒の実力がいつも正しく反映されるとは限らない
大学入試とは 時にはそんな面も抱えたホントに水ものです。
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怖ろしい壮大なる賭け・・・・・それが受験のある面でもあります。
今回
(上手にまとめられぬまま)こんなあれこれをとり止めもなく書いたのは
私達は
近所の受験生とか親戚の受験生とか
結果だけしか知りませんよね。 でも・・・・・・・・・・・・・
これからいろんな合格情報があるだろうけど
その結果までには それぞれにさまざまなドラマがある これをちょっと、、再度知って置いて貰いたいな。。。。と
.............................................. そう思って書きました。