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気ままな日々

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余裕の正体



2学期末テストの答案が続々返ってきています。。。。


勿体無いミスをして
当然取れる分をボロボロ落としている生徒008.gif
・・そういう生徒多いです。





これを読んでくださっているお母さんの方々の中にも

「そうそう、、うちがまさしくそうなのよねぇ」 と思っていらっしゃる方多いと思います。





私はこういう時は2つの対応をします。



まず1つ目は・・・・・・

あまり細かい事は気にせず大まかにガサッ!と物事を捉えて行った方が伸びるという考え方。
重箱の隅に目をやるようでは大きく伸びないからです。
どんどん伸びる子達に対して
変な重圧を掛ける事によってのびのび思考に影響を与えたくはない。
少々の事 細かい事は気にせずどんどん走れ。。と言います。



もう1つは・・・・・・・・

ミスする事は完全ではない!という事
解っていたのに、、は 何の言い訳にもならない。
解る解った事が出来るとは違う、、という事を言います。
ミスしないほどの実力はまだついていないのだ!と言います。



この2つは 
生徒によってこれはこの子に こっちはこの子に、、なんて
生徒によって区別して使っているのではなく 同じ生徒に2つの矛盾する事を言います。





それは、、、卵が先か鶏が先か と同じような分だからです。

大きな実力が付けば自然とミスはしなくなる。。からです。



それが 余裕 というものの正体だからです。






生徒に言う事があります。。。(これは私の恩師の受け売り~です)
   

地上10階建てのビル同士を幅10cmの板を渡して・・その上を歩く
恐くて誰もできないでしょう?

でも50cmの板を渡して、、そこにマジックで10cmの幅を書いたら、、
ほとんど全員が・・10cmの枠からはみ出ずに渡る事ができる。。

   
この10cmの左右20cmが・・・余裕というもの!
   

ギリギリの準備しかしていないと・・その恐怖が足を震えさせる
   
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
余裕 を持って受験に臨めるように準備して置こうね。。。




こんな話です。。





015.gif015.gif015.gif015.gif・・・・・・・・・・・・私は言える生き方をしてこなかった~011.gif

       私は常にギリギリ! その切迫感で物事を乗り切ってきたなぁ041.gif




だから、、、言える立場ではないのですが 何喰わぬ顔してチャラ~ンと言います!
(...................生徒は先刻承知の助なのかも知れませんが....ね037.gif)




________________________ 以上が 
勉強面での余裕についての1つの考え方です。



実生活に於いての余裕は・・・・


自分に対して自信がある時だけ生まれるものではなく、、、


肩の力を抜いて 063.gif
ありのままの自分を出す事を何とも思わない気持ち・・の時も生まれるものですよね。。001.gif
by kimanba | 2012-12-22 06:53 | 言葉・考えた事 | Comments(11)
Commented by kinnnikumans at 2012-12-22 08:59
先生おはようございます。。。
私最後の2行、同じことを母が行ってたのを思い出しました。
昔(昔って言うのか^^;)母がPTA会長を小中高としていて、
挨拶をする時も、いつも緊張せず 楽しそうに話しているのを
見ていて、「なんでお母さんは緊張しないの?」って
不思議で聞いたことがあったのです。
なんとういうか自分らしいままで人前でも話せるのか・・と。
そしたら かっこつけようとするとできなくなるよって。
そんないい方だったかもうちょっと違ったかもしれないけど
先生がおっしゃるようなニュアンスだったのです。
私それを聞いてから、自分の持つ以上の事を話したり、
なんだろう変にいい格好するのはやめようと思いました。
あ、そんないい格好もしてなかったけど^^; クスクス。
そのままの自分で、それを見て「アホやな」と思う人がいれば
それはまだまだアホなんだなって受け止めればいいし、
自分以上の事はやめようって思いました。
だからね実生活ではあれなのですが、、、(笑)
ブログでこうして先生や、素晴らしい人に出会って、
お話できるようになった事、とても嬉しいけれど
自分が自分のままだったら、
Commented by kinnnikumans at 2012-12-22 08:59
きっと相手がちょっと下げて合して下さっているのかなって、
そんな意味で感謝している部分はとてもあるのです。
肩の力をぬいて、すごく大事な事だと思います^^
私はそうじゃないと自分が自分らしくいれないなと感じます。
Commented by dorothy_pc06 at 2012-12-22 13:49
なるほど、なんとわかりやすい例えでしょう。
それが余裕ですね。
まさに最低限のぎりぎりもぎりぎりの準備でなんとかその場をしのごうとしてきたワタシにとって耳が痛い言葉でもあります。
考えたら学生時代、諦めたときだけ「余裕」とほざいていたような。

心によぉく留めておき、テストがない今の実生活に
生かしたいと思いますよ。
Commented by kimanba at 2012-12-24 08:08
★kinnnikumansさん
お返事遅くなってしまってごめんなさい。
こんなに暮れも押し迫って、、年賀状もまだ準備できていないのに
ちょっと遠くのあの金持ち友人宅へお泊りして来ました。ルンルン
今夜はこの友人の事を久し振りにブログに書こうと思っています。

凄いなぁkinnnikumansさんのお母上。。
お母さんが仰った事も!ですが、、
何だか私・・・
これまであれこれお母さま情報を少しずつ読みながら
私の中では《kinnnikumansさんお母さま》は
結構ハッキリとした輪郭で形作られているのですが(素敵♪な形)
そのお母さまならば絶対仰るだろうなぁの言葉ではあるのですよね。
(だからこの点に関しては充分予想ができたそんなお母さまです!)
何だか 他人の目を気にする方ではなくて
ご自分の道を涼しげにゆったり歩いて行かれる・・そんなイメージ~♪
Commented by kimanba at 2012-12-24 08:08
そして、、
間が空いてしまいましたが興奮して凄いなぁと思わず出た言葉は
実は もう1つの事への驚きが大きかったからなのですよ。
小中高とPTA会長をなさるなんて・・凄いなぁ、、と
さり気なくkinnnikumansさん書かれているけど
結構kinnnikumansさんのお話の中にはこんな事が多いのですもの。。
「えぇ~?!」と思う事を
何気なく書いて みんなを驚かせたり、、
つい最近のお父さまのあの偉大なお仕事もそうでしたし パチパチパチ
あはは、、そんな事を楽しんでもいるkimanbaです ニコニコニコ

kinnnikumansさんは難しい事も自分の生活に則して考えて
びっくりするような《物事の真理》をちゃんと見極めていらっしゃる
そんなあれこれに触れられて
私も勉強になる事多く 感謝しているのですよ~!!
Commented by kimanba at 2012-12-24 08:18
★dorothyさん
↑に書きましたような事情でお返事遅くなりましたが
この友人のこの話は・・ 
多分dorothyさんのツボではないかと思います。ニヤニヤ
お忙しい時期ではありますが絶対明日は来てみてくださいませ。

今回のdorothyさんのコメントのこの雰囲気が私大好きで、、
あはは 一緒一緒よねと嬉しくなったり
(でもここまでは結構みんな一緒よね~と思う人集結できるのですが)
>心によぉく留めておき、
 テストがない今の実生活に生かしたいと思いますよ。
なぁ~んて ホント!「参りました。。」ですわ ニコニコ
こんな感覚がdorothyさんの真骨頂~♪
座布団何枚もあげたい。。。ふふふ
Commented by kanafr at 2012-12-27 02:58
まさにこの記事がアップされた時、№2の第1回目のテストの時でした。次が5月なんですけどね、この2回のテストで決定され、それで今いる学生の85%が次の段階には進めない。でも、もう親としてやってあげられる事は、私の風邪をうつさない事だけしかない訳です。
健康である余裕は、心の余裕も生み出してくれるかもって思うんですけどね。
変に背伸びして違う自分を見せようとしても、見る方から見れば頭隠して尻隠さずの状態になっちゃいますよね。
でも逆に理想の自分を描いている内に、その理想の自分に近付けたっていう場合もあるでしょうけれど。
いずれにしても、自然体でいるって素敵ですよね。
試験が終わった№2に言ったら「自然体は素敵だけど、お母さんは、自然体っていうより原始体だ」と言うので、大笑い致しました。
試験が終わり大笑い出来るのも、余裕があるのかなって、そんな事で試験の結果を推察するしかないんですけどね。
Commented by kimanba at 2012-12-28 07:25
ごめんなさいkanafrさん!この分へのコメント・・
読みながらあれこれ考えて読んでいたもので
(それくらい驚く事や突っ込み入れドコロ満載でしたから)
もうお返事を書いたつもりになっていました。
今、、呆然としつつ「おい!私、、大丈夫か?」笑
ホントにごめんなさい、、でした。。

とにかく一番驚いた事が>85%が次の段階に進めない という箇所です。
それでは、
それまで学習した事が無になるという事でしょうか?
それとも何回も挑戦して出来るまでそこに留まらなければならないと?
そういう事でしょうか 厳しすぎます。
ホントに海外の大学は『卒業証書』を手にする事に厳しい関門を設けていますね。
息子さん 大変な時期だったのですね。
あらためて『知って』驚いています。
ホ~ント 息子さんいつもながらアッパレですわ
>お母さんは、自然体っていうより原始体だ
こんな言葉が打てば響くようにすぐ出てくるなんて
どんな困難な立場に於いても
《臨機応変》この持ち味で
場面を切り開いて行かれる力を持っていらっしゃると!
だから今回のテストは乗り切られたのだと そう信じる事ができます♪ニコニコ
Commented by kanafr at 2012-12-28 09:23
ちょっと曖昧な書き方してしまってスミマセン。
運悪く85%に入ってしまった学生には、留年してもう1回だけチャンスがあります。ただね、毎年この厳しさに耐えられず、自殺者が出るんですよ。だから留年しても続けようと思うのは、やる気がないとできないようです。
実際9月から始まって10月後半で他の学部に行くと、姿を消した学生がいるそうです。
これでもかなり緩くなって、昔はテストも1回のチャンスのみで、落ちたら留年無しで学部変更しなきゃならなかったそうで、近所の人の話では、厳しいフランスを捨てベルギーやイギリスの大学に行く事にした人もいたそうです。
Commented by kimanba at 2012-12-29 03:47
何回も来ていただいてのコメントありがとうございます。
私が ?マーク満載のコメント書いてしまったくせに、、
それでお手数お掛けしてしまったのですが
書いていただいて良かったです。
私 ↑のように書きましたが
「まさか そこまで厳しいって事はないだろう」と思っていたのです。
だって そんな事をすれば
《大学って有名無実》 
ほとんどの若者から貴重な時間と未来を奪う事になると思えたからです。
ところが 今回kanafrさんのコメント読んで
まあまあまあ 
実際は私が考えた以上に厳しいものだった事に心から驚いています。
やり直しのチャンスは1回限りっていう事ですよね。、、凄いなぁ、、
苛酷なシステムです。。昔はやり直しの機会さえなかったなんて。。
日本はなんと恵まれた環境でしょうね。
Commented by kimanba at 2012-12-29 03:50
少し長くなってしまいますけど
一方で特殊な話なのですが kanafrさんが書かれた事を読みながら
娘が研究者としている環境の事をちょっと思いました。
中山教授がノーベル賞を取った背景で
研究の世界では とっても優秀なのに
与えられたテーマによっては博士号が絶対取れないような面もあるのです。
こんな大事な局面で『運次第』が横行しています。
娘よりもずっとずっとずっと優秀な人が
結果・・研究の世界から去って行った現実を数多く知っています。
あの人達にこそしかるべきテーマを与えてあげて残って研究させたかった。
日本の科学の進歩の面での損失ではないか?と思った事があります。
彼等は
そのほぼ半数の人達が不思議と文系(?)の世界へと就職します。
こんな形での『頭脳流出』もあるのだと驚きました。
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